スピリチュアルな考察

五島列島 北緯33度 野崎島の王位石@スピリチュアル考察

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
五島列島 北緯33度 野崎島の王位石

今度、五島列島、北緯33度 野崎島の王位石に行くので色々調べました。

王位石は、高さ23.5M、幅12Mの日本の巨大磐座です。

人工物なのか自然にできたものなのかすらわからない巨石のブロックです。

 

調べると、面白いことがあったのでメモです。

野崎島の王位石は情報が少ないので、興味がある方は参考になさってください。

王位石のある野崎島とは

五島列島 北緯33度 野崎島の王位石

五島列島 北緯33度 野崎島の王位石


王位石のある野崎島は不思議な島なんですよ!

  • 北緯33度
  • 平戸諸島(五島列島の一部と思われているが実は平戸諸島)
  • 古代の磐座信仰があったとういう伝承
  • 高さ20m以上の方位磁石を狂わすほどのパワーのある磐座
  • 島からは縄文遺跡やら中世遺跡やら豊富に出土
  • 沖ノ神島神社の御神体(古神道?)
  • (聖なる場所にあるといわれる噂の)磐座のあたりに鹿子の木(コガノキ、カゴカシ、カノコガ)が生えている
  • 隠れキリシタンで有名な住民1人の場所
  • 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で世界遺産

 

Check

北緯33度や「戸」がつく場所は隠されている場所とスピリチュアル界隈で噂になってます

管理人
潜伏キリシタンの崇拝対象が聖母マリア様という女性でびっくり。17~18世紀のキリスト教だとマリアさま崇敬って認められてなかったんじゃなかったっけ?

 

五島列島とは 古事記や日本書紀など昔の本より

  • 古事記には知訶島(チカノシマ)と五島列島のことを読んでいる。
  • 五島列島は、天之忍男(アメノオシオ)という神名もある。
  • イザナギとイザナミが産んだ13番めの「国生み」から生まれた島

天之忍男(アメノオシオ)知訶島(チカノシマ)の別名・神名。現在の五島列島。イザナギとイザナミが正式な手順で産んだ13番目の島。五島列島の福江島を昔は「オオヂカ(大知訶、大値嘉)」と呼んでいて、五島列島の上側の福江島以外の島を「コヂカ」と呼んでいた。上五島には小値賀島(オジカジマ)という名前の島があり、これが名残となっています。
参考:https://nihonsinwa.com/page/186.html

 

気になるポイントは「鹿血嶋」と五島列島が呼ばれていたこと。

五島列島は、「鹿血嶋」とも呼ばれていました。

「鹿」は神聖な意味を持つ記号(鹿は神の使い)であるといわれています。

また、鹿は「」「地軸」に通じる意味を持つそう。

Check

直 (まっすぐ) ←(対)→ 曲(まが) / 禍

※直は禍を正すもの

※(神話メモ)イザナギ、イザナミが喧嘩して、黄泉の国からでて川で目を洗った。まずは、禍の神がでて、その後、直の神がうまれた。

管理人
五島列島は、神の血の島とか、禍と対になる場所(禍を正す)場所、地軸に係わる島ともとらえられるなぁ。
管理人
でも、神聖な島だったら罪人を住まさないのでは(^^;)検討する必要がありそう。あえて、その島に王様の子を住ませたかも知れないし。

書紀(720)天武四年四月(北野本鎌倉初期訓)「三位麻続王、罪有り。因幡に流す〈略〉一の子をば血鹿(チカ)の嶋に流す」

 

五島列島の天之忍男(アメノオシオ)って??

天之忍男(天忍男命/アメノオシオ/アメノオシヲ)は、土地の神さまの名前なので、基本的に古事記や日本書紀に登場はしないようです。

よって、国学院のホームページから参照しました。「交通や貿易、国防上の大切な五島列島を押さえつけるほどの力がある男」っていう意味らしいです。

諸説

「忍」は①多し・大しの意、②「押」で威力あるものの美称とされる。この神の名義を天上の立派な威力ある男とする説、もしくは五島列島が多くの島々から成っているのでそれらをおしなべて一体にしている男という説がある。 知訶島(長崎県五島列島)は、国土の西端で、遣唐使の船の寄港地があった小島である。中国との交通や国防上の要衝であったことから、政治的に重要視されていたために国生み段にて誕生が記されているという。

参考:國學院 

管理人
天の押さえる男とも意味が捉えられるので不思議。

高忍日賣神社に伝わる伝説(天忍男命の役割)

ある伝説があり、それが面白いです。

(誤解を恐れずに)簡単に要約するとこんなです。

高忍日賣大神の子分(?)である天忍男命

神武天皇の母であるトヨタマヒメ(豊玉姫)は妊娠出産する場面の話です。

急に産気づいたトヨタマヒメは子供を出産する場所(産屋)をつくる必要がありました。

そこで、高忍日賣大神(たかおしひめおおかみ)を呼びます。高忍日賣大神は、天忍男命と他2人を読んで産屋をつくります。天忍男命は箒(ホウキ)をつくり、カニを掃き飛ばします。

そして、めでたくトヨタマヒメは出産。天忍男命の上司である高忍日賣大神は生まれた子供に名付けをします。

その伝説から現在も、高忍日賣大神は産婆・乳母の祖神、また、箒の神として多くの人々から崇敬されている。皇室のお産の折には、当社に安産御祈祷のご依頼があるとか。

参考:Wikipedia 

 

高忍日賣大神の子分(?)である天忍男命は・・・

つまり、この伝説によると、高忍日賣大神の子分(?)である天忍男命は・・・

  • 天忍男命はトヨタマヒメと仲が良い一族である可能性が高い
  • 天忍男命は箒の神格をもつ
  • 天忍男命はカニ象徴する何かを蹴散らすほどのパワーがある
管理人
高忍日賣大神にオオカミってついている時点で、だいぶスゴイ神だとわかりますね。しかも「鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと、うがやふきあえずのみこと)」の名付けするほどの神!高忍日賣大神が唯一祀られる高忍日賣神社(たかおしひめじんじゃ、高忍日売神社)は、北緯33度。きっと隠された神さまなんだろうな・・・。
管理人
高忍日賣大神(たかおしひめおおかみ)は、やっぱり女性の神?・・・夫婦の中を取り持つような感じもするから菊理媛(ククリヒメ)っぽい感じもする。。。でも、これは言いすぎだろうな。
管理人
・・・カニっていうと。。。日本にキリスト教を最初に伝えた宣教師、フランシスコ・ザビエルのカニ伝説しか思いつかないです。

 

私の結論:高忍日賣大神の子分(?)である天忍男命とは

ここからは、もっと飛躍しますが。。。私の考えでは

天忍男命は武力があり、さらには古代縄文の女神といわれるアラハバキに係わる存在と考えられます。

管理人
・・・箒(ほうき)はアラハバキ(古代女神信仰)の記号の一つといわれているし・・・

野崎島の王位石とは

王位石は、オウエイシと読みたくなりますが、正式はオエイシだそうです。

この石は(省略)年に米一粒ずつ大きくなるため「生石(おえいし)」ともいわれている。また、伝承に寄れば、この石は竜宮から献じた鳥居であるとか、平石の上に沖ノ神島神社大明神が出現したなどと、様々な伝承がある。

(参照:須田郡司~聖なる石への旅「五島列島のドルメン・王位石(おえいし)」(長崎県小値賀町) | ストーンサークル (stone-c.net))

この島には、「龍燈」(りゅうとう)と呼ばれる不思議な現象があるという。陰暦の大晦日の夜、沖ノ神島神社の先にある海中の竜宮の門より、月光のごとき火が燃え出て、小値賀島にある地ノ神島神社に光が走るというのだ。実際に龍燈を見た、という報告もされているという。五島列島には、神秘なる世界が今も存在している。

(参照:須田郡司~聖なる石への旅「五島列島のドルメン・王位石(おえいし)」(長崎県小値賀町) | ストーンサークル (stone-c.net))

一基は此の山の北の方 海底に有りて 大潮干潮海上静なる時笠石の瀬見える〈すなわち阿瀬(あぜ)という〉
常に不知(しらず)して此の上を船過る(とおる)時は、忽ち変あり

つまり、この王位石と同じものがもう一つ、山の北の海底にあるとはっきり書かれているのです。
知らずにその上を通る船には「変」が起こり、干潮時には笠石が見えると、かなり具体的な記述です。
王位石そっくりではなくとも、未知の石組みが海底に沈んでいるのかもしれません。

 

いつか五島列島行く時の参考にしてください✨

 

野崎島にいく私の気持ち

実際のところ、磐座の情報は少なく、どんな場所かわからないのですが・・・沖ノ島の神であるタゴリ姫(宗像三女神)が気になっている私としては、足を運びたい場所なんです。王位石を祀る沖ノ神島神社って沖ノ島(タゴリヒメを祀る島)と名前が似ているので!

日本では、訪問難易度高めの場所ですが🤣

 

その他の参考:

野崎島の王位石への行き方のメモ

  • 王位石にいく人はときどきいるらしく、ガイドは基本つけるとこになってるみたい!(道に迷う人もときどきいるらしい🤣)だから、その島では普通のガイドで良さそうです!
  • 野崎島に行くためには、前日または朝7時までには小値賀島にいないと行けないそう。
  • 私はフェリーで宿泊をする形で、野崎島へ行く日の当日に小値賀島に入ります

 

▼参考にした野崎島トレッキング王位石のブログ様

▼『小値賀島史の概要』という冊子参照したブログ様がオススメ

当然ながら縄文時代に大韓民国も日本国もなく、朝鮮半島東南海岸と対馬、そして野崎島周辺は、縄文丸木舟などで盛んに交流がある同じ文化圏だった可能性があるわけです。

 

小値賀島に関わる『肥前国風土記』の内容です。

「この島の白水郎(あま)は容貌が隼人に似て、常に騎に乗って弓を射ることを好み、その言語は世人と違っている」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*